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社長メッセージ

社長メッセージ

 当社の前身は「大阪特殊製鉄所」として1937年に設立され、1952年にわが国で初めてスポンジチタンの工業生産に成功、商号を「大阪チタニウム製造株式会社」と改め、スポンジチタン製造のパイオニアとしてチタン需要の伸張に伴って成長してきました。1960年にはポリシリコンの製造を開始し、更には、高純度チタンや粉末チタン、一酸化ケイ素などの高機能材料に業容を拡大、2007年以降は「株式会社大阪チタニウムテクノロジーズ」として発展してきました。

 チタンは軽量、高強度、耐食性に優れた金属材料であり、航空機部品や発電所・化学プラントの部材をはじめとして幅広く活用されています。最近では建材や自動車部材にも用途が拡がりつつあり、今後一層の需要拡大が期待されています。スポンジチタンはこのように多種多様なチタン部材の素材として使用されますが、とりわけ当社が製造する高品位のスポンジチタンは航空機用エンジン部品にも使用されるなど、世界トップクラスの優れた品質と安定供給によってお客様の信頼に応えています。

 また、主力事業であるスポンジチタンの製造やこれまでに培った技術を活用した高純度チタン、粉末チタンや一酸化ケイ素を製造販売する高機能材料事業を展開し、半導体デバイスや液晶パネル製造に使われる材料としてその高性能化に貢献しています。更に、新たな革新技術として様々な分野で近年注目されている積層造形(3Dプリンター)用途に適したチタン合金粉末の製造技術を確立し、実用化に至っておりますが、2020年初めの稼働に向け専用工場の建設を進め、いち早く高品質の合金粉末を安定してお客様に提供する体制を整備し、急成長が期待される需要に応えていくことで、当社の新たな事業の柱とすべく事業拡大に繋げていきます。
 このように当社で生み出される製品は、多岐にわたる分野で使用される素材として、様々な形で皆様の生活を支える製品や技術として社会の発展に大きく貢献しています。

 当社は、2018年12月をもってポリシリコンの製造を終了し、ポリシリコン事業から撤退いたしましたが、これは事業の選択と集中により、更なる拡大が見込まれるチタン事業の成長を加速するとともに、今後大いに発展が期待される高機材料事業に経営資源を集中すべきとの判断によるためです。厳しい競争環境が継続する中にあっても、次代の成長に備えたスリムで筋肉質な経営基盤の構築を図るべく、徹底したコスト合理化や業務効率化の追求、また、革新技術の開発による生産性向上等に取り組むことにより更なる収益力の向上とそれによる財務体質の強化を進めながら、既存事業の拡大や新たな事業の萌芽にも積極的に挑戦することで次代の成長に繋がる機会を着実に捉えていきます。

 当社は、安定的に業績を確保しながら、グローバル市場におけるプレゼンスを高め、持続的に成長できる企業体であることを目指すトップポリシーと、"New Challenge Best Quality"をブランドスローガンに掲げています。"New Challenge"とは、様々な困難な局面においても更なる発展のために果敢にチャレンジすること、"Best Quality"とは、従業員一人ひとりがそれぞれの役割において最善の品質をもって仕事を進めることであり、これらを通じてお客様に最高品質の製品、技術を提供することを目指していきます。当社を取り巻く様々な環境変化に的確かつタイムリーに対応していくために、全ての従業員がこれまで以上に課題を「共有」し、課題解決に向けて「知恵」を出し合い、「連携」して実行することが重要との認識の下、これらをキーワードに私たち大阪チタニウムテクノロジーズは、安全確保とコンプライアンスを徹底しながら、ステークホルダーの皆様のご期待にお応えしてまいります。
 今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

2019年4月
代表取締役社長
杉?康昭

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