このグラフは各年の輸送量を対前年の伸び率で見たものです。
01年は前年比マイナスの伸びとなりました。91年の湾岸戦争以来のものです。
この輸送量のマイナスは新規航空機のデリバリー数の低下と運航機のエンジンや
脚部の定期取り替え需要の低下をもたらします。加えて、展伸材から航空機にな
るまでの全プロセスに在庫調整圧力が働きます。
これらによる01年の実需の低下と在庫調整圧力が、日本のスポンジの輸出量及
び当社のチタン事業の輸出の01/下期からの減少、そして02/上期の更なる
大きな減少となりました。しかし、輸送量も02年に入り逐次回復し、02年は
テロ以前の高水準を含む01年並に戻ってきております。

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