- 一言で言いますとテロ影響による輸出スポンジ減が02年度の売上高の後退をもたらしまし
た。その要因を半期単位のグラフでご説明します。
- まずチタン事業ですが、輸出は01年9月のテロ影響が02年7月位から実需減に在庫調整
を伴い一気に現実化し、02/上期は大幅な減少となりました。
下期は在庫調整が終わり、若干反転しましたが、年度では下表の文章に記載の通り輸出だけ
で17億円強の後退となりました。
一方、国内向けも02/上期までは順調に拡大してまいりましたが、環境の悪化により下期
から減少となり、年度トータルではほぼ前年度並にで終わりました。
- その他事業ですが、半導体景況の低迷を受け01/下期まで減少を辿ってきましたが、02
年度春より回復し、02/上期の売上高は大きく回復しました。しかし結果的には仮需も相
当含まれての回復であったため、その後の強い在庫調整圧力もあり、02/下期は大きく売
上高減少となり、年度トータルとしては、前年度比若干の減となりました。
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