当社の前身である「大阪チタニウム製造株式会社」は、1952年に日本で初めてスポンジチタン製造の工業化に成功し、スポンジチタン界のパイオニアとして歩み始めました。今では現代文明を支える素材メーカーとして、航空宇宙産業やエレクトロニクス産業を中心に、高純度・高品質の素材を供給しています。
近年、チタンの用途はますます拡がっています。高性能化・軽量化等を進める航空機や自動車、低炭素エネルギーである液化天然ガスを生産するLNGプラント、水資源問題を解決するために世界各地で必要性が高まっている海水淡水化プラント、エレクトロニクス産業を支える半導体、日常生活のあらゆる場面に浸透しつつあるデジタル家電やレジャー・スポーツ用品など...。大規模なインフラから身近な生活用品まで、チタンは、そのポテンシャルを最大限に開花させようとしています。
さらに新しい素材として、高機能材料の生産・開発にも注力しています。
より豊かに、より速く、より安全に ── そのような社会の実現に向けて、当社はチタンが秘める素材の力を引き出すトップメーカーとして、その限りない可能性に挑み続けます。