スポンジチタン
チタンインゴット
チタンは1946年にクロール博士により現在の製造方法が開発されました。日本においては、1952年に当社が初めてスポンジチタン製造の工業化に成功し、現在では世界有数の生産能力を保持しています。
スポンジチタンの主要生産国は、日本、アメリカ、ロシア、カザフスタン、ウクライナ、中国の6カ国ですが、その中でも、航空機エンジン向けのプレミアムグレードと称される重要部品用高品質チタンを提供できる技術を有するのは、当社を含めて数社のみです。
当社は、独自技術の開発とノウハウの蓄積により、質・量ともにスポンジチタンのトップメーカーとしてお客様より絶大なる評価をいただいています。
また、スポンジチタンを主原料としチタンインゴットも製造しています。当社のチタンインゴットは大型で、表面状態や内部品質が良好であることを特徴としています。軽量、高強度、高耐食性を活かしつつ、火力発電所、石油化学あるいは海水淡水化プラントなどの大型プラント向けチタン管や船舶あるいはLNG生産プラント向けの熱交換器用チタン板などに用いられます。スポンジチタン事業を礎にさらなる事業展開を目指していきます。
高機能材料製品は、まだまだ多くの秘められた可能性をもっています。その可能性の一つひとつを引き出し、お客様のニーズに応える新製品を開発していくことも私たちの重要な役割であると考え、チタンに次ぐ事業として高機能材料の育成に注力しています。
TILOP(タイロップ)
高純度チタン
SiO(一酸化珪素)
粉末チタン